先週の振替活動として参加者4名、植生観察記録と地震後の安全確認を行った。
夏は低木の茂みで鬱蒼とするが、この時期だと散策道から森林奥までよく見渡せる。
ーーーー時を待たず、少人数でも森へ。
これまで広場と散策道を塞ぐ倒木や危険木の伐採は珀杜で随分行ってきたが、
素人なので、
いや、
素人なのにチェーンソーを扱える(講習を受けて資格あり)メンバーが2名もいるって、
逆にすごい思うが。
……つい自慢脱線しましたが...
つまり素人なので、限界がある。
そんな中、昨年末市教委の大規模プロジェクトにより、
人道のない森林奥や傾斜のある場所も含めかなりの松枯れが伐採された。
そのお陰で今こうしてみると、枯れた大木が多かったのだとよくわかる。
大きな木より低木に占められているような森であるなぁと改めて痛感した本日。
そして自然保護の必要性をヒシヒシと感じ、
救わねばと使命感でわくわくする我々は、もはや嗜好がマゾちっく。
さてさてツル問題、青陵の森では大半フジであるが、
このフジが大木をなぎ倒していくのである。
木に巻き付いて絞め殺すこわーい一面のあるフジ。
想像できないでしょ。
ツルが巻き付いて幹がコブコブになってる写メ見てほしい。
画像は小さい木だが、大木も同様。
そのフジをほどいてあげる作業を秋から今時期行う。
フジを根本から断ち切って救ってあげるという任務。
そして救った感で心は満たされ自己満足でハッピーになれる。
でもね、切っても切ってもまぁ根はあるんで、
毎年コツコツ継続するしかない。
今日はいいことも!バラ科の新芽をたくさん発見した。
バラ科街道とでも呼べるよう観察記録をつけていきたいと思っている。
それからどんぐりの芽と可愛い柊を見つけたので、
苗木として育てていく予定である。
そう!植樹計画ですよ、壮大な夢でしょ。
そして想定外の大物も出現。
おそらく先週の地震で倒れたんであろう倒木が。
誰か…大きなカブ…でも演じてたの?
って感じに引き抜いたような倒れ方。
それからもともとあった倒木が斜面ずり落ちて散策道へ侵入、とか。
次回、玉切りして手入れをする予定。
最後にこぼれ話を。
「桃栗三年、柿八年」に続きがあるのはご存じでしょうか?
「桃栗三年、柿八年、枇杷のきまぐれ十八年⁉」
と枇杷の木見つけて胸を張ってつぶやいたSさん。
へ~~~~っ。
諸説あるそうですが皆さんはどんなのを知っていますか。
十八年とはいわずもそれでも実際十年はかかるよう。
枇杷の実みたい、この森で。
今日もお疲れ様でした。
そしてご興味のある方是非ご連絡をお待ちしております。
※文章に対して画像順序不同。
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